こんにちは、現役バンカー兼投資家のプロスイマーです。
ゴールデンウィーク明けの東京株式市場は堅調に推移。
日経平均株価は続伸。昨日は前日比プラス500円で引けるなど、力強い動きとなっております。
日本時間の今朝終わったニューヨーク市場もダウ平均株価が前日比プラス445ドルと雇用統計にて雇用者数は2,050万人減と大幅減少したものの、市場予想ほど悪化せず、加えて、米中対立の懸念後退で安心感が広がり、続伸となっています。
そんな中、私の保有銘柄のひとつ
東証マザーズETF
を一部売却しましたので、その内容をお伝えします。
東証マザーズETF
2018年1月にできたこのETF。
待ってましたとばかりに2018年6月に投資を開始。その後2年弱保有し、ようやく一部売却の機会に恵まれました!
マザーズで時価総額トップを誇るメルカリが発表した決算を受け、一部証券会社が目標株価を引き上げたことにより株価が上昇。さらに新型コロナのワクチン開発で注目されるアンジェスが一昨日ストップ高で取引が終了。
アンジェスはマザーズで時価総額3位の銘柄ですので、この規模の銘柄がストップ高となると影響大きいですよね。
これにより一昨日の東証マザーズETFは前日比39円高(同+6.5%)と大幅高で引けており、私が一部売却を目論んでいた650円に近づいてきていました。
【東証マザーズETF 1週間の動き】

【株式投資】東証マザーズに投資しています。
こんにちは、現役バンカー兼投資家のプロスイマーです。 日本株式については、業務上、個別銘柄への投資が認められておらず、ETFを通じて投資するしかありません。米国株式では時差の関係上、スイングトレードは不可能ですので、ETFは私のとって必要不可欠な投資商品になります。 …
遂に売却機会が到来しました!
1日の値動き
一昨日の強い動きを受け、昨日は朝方から気配値が上がっており、寄り付きの654円にて450株売却が成立しました。
しかしながら、その後10時頃には一時前日比マイナス圏内に転落。
最後は前日比マイナス2円の水準にまで戻りましたが、東証マザーズの値動きの大きさを感じた一日でもありました。
【2516東証マザーズETF 1日の動き】

なぜそんなに大きく動いたのか
大きく動いた要因は、ここ何日かの東証マザーズを引っ張ってきたアンジェス。
朝方強く寄り付いたものの、最終的にはストップ安で取引終了。
これまでここまでマザーズが上昇してきた原動力は、そーせいグループやサンバイオなどのバイオ株であり、それらが軒並み前日比マイナスとなりました。
週末を迎えるにあたり、利益確定売りが優勢となったのでしょう。
【アンジェス 1日の動き】

売却記録
売却株価654円 450株 売却総額286,312円(税引き後)
売却益21,403円(収益率+8.0%)となりました。
特定口座保有分での売却でしたので、目標収益率+10%に対して、税金が控除された分、収益率が落ちる結果となりました。

残る株式数は500株、取得総額は294,000円程度。
対して、保有株の時価総額は317,000円(表は売却分286,312円を含めた金額)となっています。
今後の投資方針
連休明けの東証マザーズではリスクオンムードが強まっていました。
新型コロナウイルスの感染拡大ペースが鈍化し、経済再開への関心が強まってきていることもあり、リスク資金が株式市場に戻ってきていると言われています。
東証マザーズやジャスダックなどの新興市場は、上がり始めたら強い市場特性を持っています。
昨日の東証マザーズは下げて終わりましたが、週明けも目が離せない状況が続くかもしれません。
【2516東証マザーズETF 過去2年の値動き】

残る株式数は500株。
今後の下落可能性も視野に入れつつ、一部売却しましたが、マザーズ市場の特性を考えると二番底を試しに行く場合には、この銘柄は買わないかもしれないですね。
そうすると次の売り時。
過去2年の値動きを見ると、700円あたりに抵抗線が感じられます。
年初来高値が1月14日につけた685円。
売り時を逃すとまた長期保有しなければならなそうな気もしますし、悩みどころです。
残りは700円あたりをメドに売却できれば良いなと思っています。
最近のコメント