【株式投資】原油ETFが原油価格に連動していないという衝撃

株式投資

こんにちは。現役バンカー兼投資家のプロスイマーです。

私が原油への投資を積極的に進めていることはお伝えしていた通りですが、昨日の日本経済新聞17面に気になる記事がありましたので、調べてみました。

【株式投資】原油価格の動向

こんにちは、現役バンカー兼投資家のプロスイマーです。 先週もお伝えしました通り、4月に約10年ぶりに職場が変わることになり、引き継ぎなどなどで時間、精神的にも余裕のない1週間でした。 来週から新しい職場での業務が始まります。 今月いっぱいは余裕のない状況が続きそうです。 …

 

原油ETFに個人群がる

記事の内容は、

WTI価格が一時マイナスに落ち込み、反発を期待する個人マネーが殺到し、原油先物に連動する上場投資信託(ETF)の取引が急増。

野村アセットマネジメントが運用する「NOMURA原油インデックス連動型上場投資信託」は普段、1日あたりの売買代金が1億円程度のところ、22日の売買代金は200億円に達し、23日には東証の売買高ランキングトップに躍り出るくらい活況を呈しているというものです。

【(1699)野村原油】3か月の動き

ここまでは普通の動きですが、ここからが問題なんです。

期先にシフト、反発当て外れ?

4/20にWTI原油先物価格が、歴史上初めてマイナス価格となりました。

正確に言うとマイナスになったのは5月物のWTI先物価格です。

原油が大量に届いてしまうことを恐れた投資家がお金を支払ってでも買い取ってもらわざるを得なかったことがマイナス価格となった要因です。

その時も6月限は20.43ドル、12月限は32.41ドルにとどまっており、混乱が生じたのはあくまで5月限に限ってものでした。

マイナス価格となったときの記事はこちらをご参照ください。

【株式投資】原油価格マイナスの衝撃

こんばんわ、現役バンカー兼投資家のプロスイマーです。 私が原油関連への投資を積極的に進めていることはこれまでお伝えしてきたところではありますが、その根拠のひとつが 原油はそれだけで価値があり、需要と供給は必ずや増減していくものであり、価値がゼロとなることはないと考えていること その考え方が大きく崩れる事態が発生しました。 …

新聞記事によると4月初旬にはマイナス価格となった5月物を売却し、20日時点では6月物に入れ替え済み、22日時点では7・8・12月物の3銘柄を保有しているとのことです。

マイナス価格となれば、当然ながら株価はマイナス、マイナスということは償還というか、企業でいえば倒産、上場廃止となる訳で、そうならない理由があったということになる訳ですね。

一方で下がっているものではなく、下がっていないものにシフトしてしまっているということなので、上がるときには上がりづらくなってしまう、というのが記事の趣旨になります。

2038原油ブルの動きは

【(2038)原油ブル】1週間の動き

(2038)原油ブルのベンチマークは「日経・東商取原油レバレッジ指数」です。

これは東京商品取引所の原油先物価格から算出される日経・東商取原油指数の日次の騰落率を2倍にしたもの。

日次の騰落率を2倍にしているだけなので、1ヶ月や1年間の騰落率はもとの指数の2倍とはならないようです。

ちなみに4月に入ってからの日経・東商取原油レバレッジ指数と原油ブルの前日比騰落率をグラフにしてみました。

WTIの原油価格がマイナスをつけた4/20の影響を受けた日以降の連動が怪しいですが、それ以外は大きな乖離はありません。

1ヶ月でみると

日経・東商取原油指数:▲53%

原油ブル:▲47%

怪しい動きの期間、原油ブルの動きが滑らかになっていますので、その分下げが小さいということなのでしょうか。

ということは、少なくとも1ヶ月だけを切り取ってみると、原油ブルとベンチマークはほとんど連動しているといえる状況かもしれません。

こうなると日経・東商取原油指数の動きに何かポイントがありそうです。

これから

緊急事態宣言、外出禁止はまだ長引きそうですね。

そうすると原油の需要が戻ることは先になりそうな気配があります。

しかしながら、欧米では日本よりも先、かつ厳しくロックダウンをしていることを考えると、先に通常モードに戻る可能性もあります。

時間を味方に付けられる個人投資家は待っていればよいだけです。

この商品への投資で唯一怖いのは、繰り上げ償還。

それだけにはならないように祈るのみです。


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