こんにちは、現役バンカー兼投資家のプロスイマーです。
株式市場全体では小康状態が続いているといえる状況ではありますが、個別銘柄で見てみるとそれなりに動きがあります。
今回は米国株式の状況についてお伝えします。

これまでは米国株式の配当ポートフォリオの内容をお伝えしてきましたが、今日は唯一、米国株ポートフォリオでキャピタルゲイン目的で保有している
(BYND)ビヨンド・ミート
を加えてポートフォリオ一覧を作成しました。
【米国株式】最近の買い状況
こんにちは、現役バンカー兼投資家のプロスイマーです。 なかなか下げ止まりませんね~ そんな中でも得意の少額買いの積み上げを継続していますが、トータルのポートフォリオで見るとまさに焼け野原のような状況です。 実際に数字に落としてみると、目も当てられない状況かもしれませんが、今後のアセットアロケーションのためにも現状把握はとても重要ですので、ここは心を鬼にして、現状を見つめたいと思います。 …
今週末の米国株式ポートフォリオ
米国株式ポートフォリオ一覧

運用状況
3月末との比較でみると
1.ヘルスケア・食品・ITの強さ
(銘柄):(3月末収益率)→(4/24収益率)
GSK:5.6%→19.0%
ABBV:6.7%→18.7%
KHC:▲12.7%→3.1%
BYND:▲13.4%→41.5%
IBM:▲6.5%→5.4%
2.金融、BAの弱さ
WBK:▲49.0%→50.8%
HSBC:▲30.2%→▲37.6%
BA:▲20.1%→▲30.9%
緊急事態宣言、ロックダウンに影響を受けないセクターは強く、景気に大きく影響を受けるセクターは弱いという状況が如実に出ています。
トータルで7勝9敗、収益率は未だ▲15.9%と大きく負け越している状況は継続しています。
(BYND)ビヨンド・ミートとは
植物由来の人工肉を作っています
(BYND)ビヨンド・ミートは、カリフォルニア州に本社がある植物由来の人工肉を製造・開発するアメリカの食品テクノロジー企業。2013年よりアメリカのホールフーズ・マーケットで販売されています。
本当か?とは思いますが、
アメリカを中心に、牛の飼育や畜産が気候変動の一因となっているという認識が急速に広がりつつあります。
また、環境・社会・企業統治を重視するESG投資が広がるなかで「肉離れ」を掲げる企業も現れており、植物肉のような新しい製品の需要拡大を後押ししています。
2019年12月期決算では、売上高が前期比で3.4倍と急速に成長してきています。
市場が混乱している中、20株取得しました。

私自身は株価が100ドルを超えたくらいからこの会社に興味を持ち、モニタリングしてきました。
何面だったか覚えていませんが、2月末頃の日経新聞に特集されたころから株価が下落トレンドに入り、コロナウィルスが本格化することに合わせて株価は急落。
いくつも買いたい銘柄がある中、2回に分けて合計20株を取得しました。
3/11:株価90ドル 10株 取得額904.45ドル
3/17:株価63ドル 10株 取得額633.11ドル
スタバで導入が決まり株価は急騰
スターバックスが中国の店舗でビヨンド・ミート製品を使ったメニューの提供を始めると発表。
中国本土にある4,200店舗の大半を対象にビヨンド・ミートの代替肉をパスタやラザニアなど3つのメニューに使うそうです。

これにより先週末の株価76.91ドルから金曜日には108.78ドルと40%ほど上昇。
私のポートフォリオの中では数少ない明るい材料となっています。
今後の方針
配当ポートフォリオ
来週は4月最終週となります。
2月末以降、買ってきたポートフォリオを未だ売却できていませんので、買い疲れ感があるのは正直なところです。
改めてポートフォリオを見て今月のターゲットを考えてみると、
さらにBAに突っ込むか、Tあたりを追加で取得してみようかと思っています。
急騰したビヨンド・ミートの取り扱い
当分は継続方針でいこうと思います。
結構早めに利食いしてしまう性格なので、どこまで保有し続けられるか分かりませんが、キャピタルゲイン目的ではありますので、少なくとも2倍となる水準までは保有したいと思っています。
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