こんにちは、現役バンカー兼投資家のプロスイマーです。
原油ダブル・ブルを決済しました
2月5日に打診買いしました(2038)NEXT NOTES日経・TOCOM 原油 ダブル・ブル ETNですが、2月19日に利食い水準に到達し、決済しました!

2月5日に1,125円にて50株を購入、10%値上がりした水準である1,240円にて全部売却しました(2月19日)。
投資の振り返り
今回の投資は、10%のリターンを上げた投資ではありましたが、3つの反省点ありました。
- 初めて購入する金融商品であったため、投資金額を少額にとどめてしまったこと
- 利食い水準を10%と定めたこと
- 少額投資だったため、1度にすべて売却したこと
1.投資金額を少額にとどめてしまった
もともと私自身、勇気のない投資家のため、投資の入り口は少額にとどめる傾向にあります。
それでも1回10万円程度は投資するのですが、今回は①初めて投資する金融商品であったこと、②コロナウィルスの状況によっては、さらなる下落も想定されたことから、5万円程度の投資に止めてしまいました。
投資商品の慣れ、不慣れだけではなく、株価(価格)が下がってきた角度に応じても、投資する金額を大きくしていく必要がありそうです。
2.利食い水準を10%と定めたこと
これは良し悪しあると思います。
売った後に株価が上昇していくことは、投資をしていく中では、よくあることだと思います。
いつもであれば、反省点3とうまく組み合わせることにより、対応してきましたが、今回はいかんせん投資金額が小さかった。
3.1度にすべて売却したこと
これも反省点1に連動しますね、
分けて売却するほどの金額ではありませんでした。
原油に投資できる商品のまとめ
落ちてきた原油を今回は、とりあえず買ってみた訳ですが、次回はもう少ししっかりとした金額で投資できるように、証券取引所を通じて、原油・ガソリンに投資できる金融商品を以下の通りにまとめてみました。

純資産や投資手法を考えると、私が注目する銘柄は以下の4銘柄です。
(1671)WTI原油価格連動型上場投資信託
WTIはウエスト・テキサス・インターミディエートの略で、その先物がニューヨークマーカンタイル取引所(NYMEX)で取引されています。
世界でも代表的な原油価格の一つであり、欧州産の北海ブレント、中東産でドバイなどがあり、実際の産油量とは別に世界の3大原油指標とされています。
WTI原油先物は、商品の取引量が圧倒的に多く、市場の流動性や透明性が高いため、世界の原油の指標価格になっています。
売買代金、純資産ともに国内原油ETFの中では国内最大銘柄である一方で、信託報酬が高いことはデメリットでもあります。
(1699)(NEXT FUNDS) NOMURA原油インデックス上場
連動する指標は、NOMURA原油ロングインデックス
これは、世界の原油先物取引の中から、取引量が多く流動性が十分あるものを構成銘柄として採用し、原油価格の値動きに連動することを目的とするインデックスです。
これだけではよく分かりませんので、商品概要を読んでみると、組み入れ銘柄が「NYMEX WTI先物」がすべてとなっておりますので、実質的にはWTI原油先物に連動するETFと言えそうです。
下の表は過去5年間の (1671)WTI原油価格連動型上場投資信託と (1699)(NEXT FUNDS) NOMURA原油インデックス上場の比較チャートですが、若干1671のほうがアウトパフォームしているように見えますが、ほとんど同じ値動きをしていることが分かると思います。

(2038)NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油 ダブル・ブル ETN
原油価格の2倍の値動きとなるレバレッジ型です。 原油が1%上昇したら2%上昇し、反対に原油が1%下落したら2%下落するよう設計されています。
対象となる指数は、「日経・東商取原油指数」 。具体的に何を指しているのか、東京商品取引所を覗いてみると、構成銘柄は「原油のみ(100%)」と記載されています。
東京商品取引所において、原油といえば、ドバイ原油のようなので、実質的にはドバイの原油価格に連動する指標といえます。
また、ETNであるということも特徴の一つです。
ETNはETFと違って、裏付けとなる資産がないことが大きな特徴です。
ETNを発行する金融機関が、指数に連動した価格での償還・買取を保証しており、 発行体の信用リスクを考慮する必要があります。
指数の2倍で連動するため、リスク・リターンの高い商品です。
(2039)NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油 ベア ETN
原油価格の逆の値動きとなるインバース型です。原油が1%上昇したら1%下落し、反対に原油が1%下落したら1%上昇するように設計されています。
対象となる指標は 、2038)NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油 ダブル・ブル ETNと変わりありませんが、2倍は動きません。
値動きの激しい原油なので、値下がり場面でも利益を狙いたいときに活用できる商品です。
まとめ
リスク分散の観点から、1回あたりの投資金額を小さく止める必要はあるものの、仮に1回のみの投資にとどまった場合でも、満足行ける売却益の実金額をイメージしながら投資を行っていこうと思います。
原油の最大需要国である中国の景気動向が不透明な中、引き続き価格変動が大きいことが予想されます。
価格変動の大きさを狙わないのであれば、(1699)(NEXT FUNDS) NOMURA原油インデックス上場か (2038)NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油 ダブル・ブル ETN に投資するのではないかと思いますが、価格変動の大きさで収益を狙いたいと考えている私は、(2038)NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油 ダブル・ブル ETNに注目していきたいと思っています。

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