こんにちは、現役バンカー兼投資家のプロスイマーです。
2020年1月に受け取った配当金は$89.5(約9,700円)でした。
今月の配当金支払いが3銘柄しかなく、ちょっと寂しい結果となりました。
2020年1月の配当銘柄はこちら
- PFF(iShares Preferred & Income Securities ETF):$6.73
- WBK(Westpac Banking Corp) :$70.97
- GSK(GlaxoSmithKline PLC) :$11.82
2020年1月末ポートフォリオはこちら


コロナウィルスの世界経済への影響の懸念から月末にかけて、株式市場が大きく下落しましたね。ポートフォリオ全体で見ると、2019年12月末は8.2%のプラスでしたので、1カ月間でみると大きなマイナスリターンでした。
中国関連銘柄と石油銘柄が大きく下落
中国関連銘柄であるスリーエム(MMM)と石油関連銘柄の下落が大きいですね。特に石油2銘柄(BP、RDSB)が足を引っ張っています。
1月22日に米大手金融機関がコロナウイルスの拡大が世界の石油消費量を減少させる懸念があると指摘をしたことが、下落に拍車をかけたとみられます。
WTI原油先物は週間で4.8%下落しています。取引時間中には一時50.97ドルと昨年8月上旬以来の安値をつけるほど下落しています。
NYダウが金曜日に600ドル下落したとはいえ、週間下落率が2.5%ですので、それと比較しても下落幅が大きいことがよくわかります。
しかし、このポートフォリオは配当を受け取ることが目的ですので、安くなったら、たんたんと買い付けしていくだけだと思っています。
2020年1月の売買銘柄
買い
ガスプロム(GAZP)
売り
なし
それ以外にも、31日に買い付けしようと考えていましたが、所用あり実行することができませんでした。
コロナウイルスの影響を受けている中国関連・石油関連銘柄であるMMM、RDSBあたりを週明けにでも買い付けしようと考えています。
新規銘柄:ガスプロム (GAZP) !!

買う前にあまり深くは財務分析はせず、以下の3つを満たす銘柄を打診買いするようにしています。
- 配当利回りが5%に近い
- 時価総額がとにかく大きい
- 落ちてきたナイフはとにかく拾う
ガスプロム(GAZP)基本データ

ガスプロムは、ロシア企業で天然ガスの生産・供給において世界最大の企業でロシア政府が50%超の株式を保有している、いわゆるロシア国営企業です。
天然ガスの生産高(採掘量)は5,237.9億㎥で全世界の23%に相当、埋蔵量は、17,800キロ㎥で世界の38%を占めるといわれるくらい、とにかく巨大な企業です。
1.配当利回りは7.33%!!
ロシア政府はガスプロムを含む8つ国営企業に対し、配当金支払いを純利益の50パーセントまで引き上げるよう命じています。
利益の動向を注視していていく必要がありますが、一定の安心感はありますね。
2.時価総額は日本国内では6位相当
ガスプロムの時価総額5.37兆RUBを円ベースに換算すると、約9兆円。
国内上場銘柄と比較すると、4番目のソニー(9.8兆円)と5番目のソフトバンク(9.5兆円)と同じような水準にあります。
米国上場銘柄と比較すると見劣りしますが、日本上場銘柄と比較するとそれなりの規模になります。
3.株価はどうなっている??

落ちてきたナイフというまでには至っていませんが、半年スパンで見ると若干、落ち着いてきた水準かなあと思います。
高配当の魅力に負けて、株価230ルーブルにて200株打診買いしました!
まとめ
今月末の米国株式時価総額は29,900ドル、日本円にして約325万円
簿価29,760ドルに対して、今年見込まれる配当金は約1,764ドルですので、配当利回りは5.9%(税引前)となっています。
不動産取得資金とのバランスを踏まえながら、去年よりはペースを落として買い付けていく方針です。
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